高齢者にこそフットケアが必要な理由
生まれたばかりの時はプニプニと柔らかい足ですが、おおよそ1歳くらいに立って歩くようになった時から毎日休まずに使います。適切なメンテナンスをせずに長年使っているうちに、いろんなトラブルが起きてきます。
足のトラブルは「足の生活習慣病」とも言われていて、高齢者になると7割以上の方が何らかの足のトラブルを抱える様になっています。
長年、メンテナンスをせずに使っていたからというだけでなく、高齢者には特有の理由があるようです。
高齢者に特有の変化と理由
◎目が見えにくくなる💦
老眼や白内障などで視力が低下していると、足は目から一番離れているので良く見えなくなります。
◎身体が硬くて手が足まで届かない💦
関節が硬くなり、十分に足に手が届かなくなるとしっかり洗う事も難しくなります。
◎手先の器用さが低下する💦
爪切りは特に、爪切りをちょうど良く微調整しながら当てることが出来ないと、皮膚を傷つけてしまいます。
◎握力が低下する💦
爪切りには意外と力が必要です。ペットボトルすら開けるのに苦労している方にとっては至難の業。足の爪は特に、手の爪より分厚く、力を入れづらい体勢だったりするため難しいようです。
◎家族も高齢者💦
主に介護してくれている家族も高齢者という場合が多くあります。近くに娘さんや息子さんがいてくれていても、「人の足の爪を切るのは難しい、怖い」ものです。一度でも肉を切ってしまった経験があると、もうやらせてもらえません。
◎血流が悪い💦
年齢とともに血管や血液循環が低下しやすくなり、足の血流が悪化することがあります。これは足の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
◎皮膚が乾燥しやすい💦
年齢とともに足の皮膚が乾燥しやすくなり、ひび割れや損傷が生じやすくなります。これは感染症のリスクを増加させる可能性があります。
定期的なケアで健康寿命を延ばそう!
これらの事からセルフケアが出来なくなってきて、トラブルを抱える事になりがちです。
定期的なケアを行うことで、足の健康を維持して、生活の質を向上させることができます。
自分でケアできなくなったら、迷わずプロに任せてみませんか?